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三条通の文化博物館別館というところのよく晴れたウッドデッキで、昼休み中っぽいスーツに革靴のお兄さんがムーンウォークの練習をしていた。

三条河原町の時計台の傍の細長い樹が白木蓮だと初めて知った。ごっそり咲いていた。今年は3月末まで持たなそう。

バス停待ちの時、たぶん卒業証書が入っている紫の分厚いあれとピンクの色紙に包まれた小さなブーケを持った女の子三人組が、いつもの登下校という調子で話しながら歩いて行った。

文さん『おきみやげ』に出てきた「人の不幸でハッスルする」は心に杭のように打ち込んで忘れないようにしようと思う。

トーマス・マン講演録読み終わり、小説読みたくなった。いろんな言葉にむずむずした。