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久しぶりのゴダール、『軽蔑』を観る。ゴダールの映画で初めて登場人物に一般的な感情移入というものをした。初めて映画の中で見るブリジット・バルドーは顔のつくりがロリータなのに目つきと化粧がきつい、奇妙な風貌。もさもさと豊かなブロンドと、特に寝そべっているときの尻、太もも、足先までの完成された感じかすごかった。

ニンテンドーキョート二回目。ピクミンの花瓶をまた買ってしまう。

本屋で苦手(と思い込んでいる)な川上未映子原田マハ又吉直樹をびくびくとチラ見する。

帰りのバス車中で乗り合わせた小学生が手遊びをしていた。「グーカラグーカラチョーカラ……」という、四半世紀前に関東の小学生していた私もやっていた遊びが、まだ京都で現役だと知りいたく感動した。

泥棒日記』p122-123、ショック受けた。

「彼らの倫理的線の多様、その屈曲」

「わたしはさらに、わたしの有罪性によって知への権利を獲得したのだ。わたしはよく思った、思惟する権利を持たずに思惟する人があまりにも多い、と」