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ルノワール『ピクニック』観る。川の流れや真っ白なドレスでブランコを漕ぐシーンや母子の語らいなどは素晴らしかったのに、母子を誘惑する男二人の下卑た感じで嫌な予感がし、特に片方の男が娘を文字通り「モノ」にしようとするシーン、娘の嫌がり方が強姦を想起させてぞわぞわし泣きそうになった。しかもそこから瞬間的に気持ちが切り替わったかのように娘の方から男の首に腕を絡ませたり、数年後にはその茂みでのやりとりが結ばれなかったふたりの間の切ない思い出となってエンディングとされ、景色や情緒が美しかっただけに悲しいくらい残念だった。そこに注目すべき作品ではないとしても「それはそれ」と置いておける範囲を超えてしまった。

もやもやとした感想を同居人と(ちょっとイライラトゲトゲと)話しながらコンビニでスヌーピーのファイルをゲット。