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動物園に行った。大きな動物が所在なく狭い檻の中をうろうろしているのがなんだか可哀想だった。反対に小猿たちはよく駆け回り跳び回り刻んだ芋をぼりぼり食べ、生き生きとしていて良かった。

歩道橋のような高い位置からキリンを見られた。おそらく人間に興味を持っているらしく、しきりに橋の近辺をうろうろと歩き回ってくれた。

爬虫類は亀の種類の豊富さと、蛇の鱗の美しさが目に楽しかった。レッサーパンダが目の前でするするっと木登りをしてくれて驚いた。フラミンゴの水の飲み方、なんでそうなるんって感じだった。

夕方になってからMoMAKの展示を4階→3階の順で見尽くす。4階はコレクション展、3階は『京都画壇の青春』展。前者では絵画、写真、染織、陶芸なども見られた。「触図」という、視覚障害の人が美術を体験できるように「作品の構図や色合いなどを触覚情報に変換・翻案して表した図」(HPより引用)の展示があり、実際に目を閉じて触れてみた。難しかった。後者は榊原紫峰の『白梅』が特に良かった。色々良いなと思うものはあったけれど、この間の栖鳳を見た時の感動は別格だったなと思ってしまった。